「ゴ、ゴメンね、変なコト頼んじゃって」
薄暗い体育用具室の中で勇は同級生の少女を見下ろした。
湯浅宣子、スケッチブックに鉛筆を走らせながらも、しゃがみ込んで
少年の下半身をマジマジと見つめる。
「湯浅さんて、ど、どんな漫画、描くの?」
金曜日にある部活動で宣子と同じクラブの勇はデッサンの為、どうして
もと請われ、半裸モデルにされていた。
「水泳ものなんだけど、着替えの時にギャグシーンを入れたくて‥‥」
男兄弟のいない宣子は日頃、弟のように感じている勇に白羽の矢を
立てのだ。
ピクンッ‥‥。
「勇君、動かないで!」
動いたのは勇の身体ではなく一部であった。恥ずかしい部分を宣子に
見られ、ドキドキしながら先端に血が集まるのを感じる。同性に見られて
も気恥ずかしいオチ○チンを同級生の女の子に観察され、ちょっぴり屈
辱的な気持ちも、なぜか心地良いのが不思議だった。
ピクピクッ。
「コラッ!動いちゃメって言ったでしょ」
優しく叱る宣子の吐息が勇のペ○スを包む、先端から脳裏へ一気に
甘い痺れが走りぬけた。フニャリと俯いていた分身がムクリと起き上がり
棒状に固くなっていく。
「あっ、もう!勝手に大きくなっちゃダーメ!」
男の生理を理解していない宣子が先っぽを押さえるが、これは御褒美
であり、勇の分身は皮を被っているものの誇らしげに勃起し、可愛いな
がらもオスを宣子に見せつける。
「さ、触ったら駄目だよ‥‥」
言いながら勇はそれほど駄目ではないと自覚していた。むしろ宣子の
指でそれを弄んで欲しいと思っている。
「なんか、ネバッとしたのが出てきたけど‥‥大丈夫、勇君?」
幼い少年の男の本能が、目の前にいる少女を妊娠させる為の準備を
していた。先走る液が宣子の指先をヌルヌルに汚す。
「だ、大丈夫じゃないかも‥‥」
今まで顔を正面、直立不動で立っていた勇が下を向く。これが失敗だっ
た。目が合うが、今まで主導権を握っていた宣子の上目使いはまるで
立場が逆転したかのようで、少年の加虐心を刺激した。そしてその下に
はブラジャーをしていない胸元の隙間があり、暗がりの中でも少女の薄
桃色の乳首がなだらかなオッパイごと丸見えの状態で、宣子の顔を見な
がら乳首を楽しめる夢の角度であった。
「うまく描けるかな‥‥」
かけられるのは宣子である。
「ウッ‥‥アアッ!」
ビクビクンッ!
最大限に硬直した後、勇の分身が震えながら男根の樹液を吐き出す。
ビュルッ!
「‥‥?‥‥!‥‥キヤァァァッッッ!!」
少女の顔に打ち込まれる濁った液弾が、醜い白雪のように降りかかり
卑猥に汚した。同級生へ顔射するゾクゾクする征服感に満ち足りながら、
勇は宣子の綺麗な唇へ無意識にペ○スの角度を向けてしまうのだった。
終 |