まぁ自慰や〜ん大会

みづき 編
「ハコにしたら何でも言うこと聞くって約束したでしょ」
「…だからってこんなコト…」
 男の子のようなシンプルな部屋、大きな出窓に腰掛けたみづきが
戸惑う。
 この前の同好会勧誘の時のように裸ではなく、ノースリーブのパー
カーシャツとアウトドアなキュロットパンツで胸も股も手で隠す必要は
ない。問題はそのみづきの手にしている球型の玩具だった。
「こんなものどこで手に入れるのよ!」
 みづきの手が丸い卵部分をダラリとさせる。
「こんなものって、分かってはいるんだ?」
 細いコードで繋がったリモコン部分は僕の手にある。スイッチを入れ
ると少女の手の中でパールローターが小さいがいやらしい振動を開始
する。
「ひゃあっっっ!」
 慌てて取り落としそうなるみづき。どうやら使ったことはなさそうだ。
「友達が面白半分に持って来たのを見ただけよ。こんなの…」
 ブィィィィィ…と震える動きに微かだが引き込まれるみづき。一瞬だけ
女の瞳になっていた。
「こんなのでオナニーしたら気持ちいいでしょ?」
「オ…なんてしたことないっ!」
 顔を真っ赤にして否定するみづき。
「じゃあ、これからしようよ。みづきちゃんの初オナニー」
 メモリを弱から中へと進める。ブルブルと揺れるバイブ。
「…本当にしなきゃ駄目?」
「だったら、約束どおり俺としてくれる?」
「それはまだ…いや、駄目っ!駄目よ!!」
「決まりだね…」
 メモリを中から強へと進めると、ブルンブルン元気にバイブが跳ね回った…。
「んっ…あっ…コレ…すごく気持ち…」
 褐色の肌をがポッと火照らせ、懸命にオモチャと戯れる。初オナニーの
筈だが、随分と手際が良く、スルスルと昇りつめていく姿は普段のみづき
のオナニーの再現としか思えない。寂しい夜は左手で乳房を揉み、右手
で下着の中をまさぐりながら自分を慰めるのであろうか。
「ほら早く終わらせないと、外から丸見えだよ」
 窓辺に裸で腰掛けられても、自慰を見られるのは流石に恥ずかしいの
だろう。懸命にイこうとするみづきはローターを自分の女へと強く押し当
てる。女子高生がパンツに手を突っ込んでゴソゴソする姿はたまらなく
淫靡だった。
 ブィィィ…ピチュチュュュ…。
 振動に粘り気のある水音が混ざり始める。
「…いい…気持ち…イ…イイッ!」
 瞬間、みづきの身体が小さく跳ねた。隠すように波に耐えるが窓枠へ
乗せた左脚が悩ましくピンとつま先だちになる様は、アクメメーターの
ごとくみづきが淫らにイッていることを丸分かりにする。
「初バイブオナニー、お疲れ様」
 言葉の意味を知り恥ずかしそうに足先をピーンとさせたまま、みづき
は絶頂を迎えた…。

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綾 編
「いつもどおりでいいからね」
「そんな…いつもなんて…!…そ、そんなこと、したことありません…」
 顔を赤くする綾。
「そんなことって何?知ってるんだ?」
「…それは…」
「知らないと損なことだからね、タップリ教えてあげるよ。それとも約束を
守って、コッチの方を教えてもいいのかなぁ…」
 俺はズボンのベルトをカチャカチャと外すフリをする。
「い、いけません…それは…駄目です…」
 一瞬の戸惑いの後、拒絶する綾。
「それじゃ、いつもどおりのオナニーを見せてもらおうかな…」
 始めはおとなしいものだった。キャミソールも脱がずに下着の上から
モゾモゾともどかしげにまさぐる子供のお遊戯。しかし、大人のオモチャ
をそっと与えるとそれは急変した。
「…あ…はあっ…駄目…こんなもの駄目です…」
 使っているのは綾自身である。それとも無意識に手が勝手にローター
を使ってしまっているのかもしれない。
「暑いなら脱いだほうがいいよ、とっても涼しくなるから」
 白い肌を桜色に染め、ボーッとしている綾はコクンと頷くと、上をはだけ
下をずらした。
 それからは貪るように自慰にふける。
「んっ…ああっ…イイ…ッ」
 玩具はすぐにお気に入りになったようで、全身を撫で回す手に振動を
お供させる。ローターで乳首と戯れた後はクリトリスを見付け、仲良く振動
をキスさせ続けた。綺麗に整った黒い恥毛は朝露に濡れた若草のようにビッショリと愛液がしたたっている。
「ンッ!…ンンッ!!」
 綾の身体が突っ張り、ビクリと震える。軽く達したようだ。これで終わりに
なるかと思ったが、すぐに綾がオナニーを再開した。浅かったのかそれと
も良すぎたのか、ただあの清純な綾が身体をローターと共に淫らに震わ
せて、絶頂のおかわりを求める姿はたまらなく卑猥だった…。

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晶 編
「ハイ、そのまま〜」
 公園の片隅に立たされる晶、人通りこそ少ないが回りからは丸見えの
場所である。
「ちよっと、何でこんな格好…」
「オナニーしたくないって言ったでしょ、だから代わりの罰ゲーム」
「何でもするって約束はしたけど、こんなエッチなコト…んっ…あ!」
 晶の下腹部から僅かな振動音が聞こえ、それに合わせほっそりとした
脚が微かに震えていた。
「ローターの電池は一時間持つから、頑張ってね。それじゃ」
「い、一時間も…ァ…立ったまま?…ンッ」
「んっ?あの子なにしてんだ」
「ブラ持ってね?」
「おー、マジマジ。自分のかな?」
 若い学生風の男二人が気づき、ゆっくりと近づいていく。
「AVの撮影かな、俺らも写っちゃう?」
「やべーだろ。少し離れてようぜ」
 遠まきながら携帯のカメラで撮影しようとする。晶は慌てて顔を隠した。
「可愛い、女子高生くらいにしか見えん」
「ちっちぇーよな、ロリ系なんだろうけど」
「オッパイはでかいぜ…あれっ…ノーブラじゃね?」
「おおっ!乳首、スケスケじゃん。やっぱ自分のブラなんだよ」
 白いブラウスをツンと持ち上げる乳首は、甘い薄桃色を露に透かしてし
まう。
「上がノーブラってコトは下も…」
 目を凝らす二人。下は履いているものの、晶にとってジッと見られると
不都合なコトがあった。
 ポタ…ポタタッ…。
「あれ?何か垂れてる…」
「ションベンじゃねぇよな」
 晶のパンティーとクリ○トリスがサンドイッチしている淫靡な玩具が玩ぶ
強震動の仕業である。
「んっ…あっ…アアッ…」
 立ってから十五分程の時間だが、股間からユルユルと愛液をだらしなく
吐き出してしまう晶。
「うわぁ、愛液だぜアレ!」
「スゲ!、糸引いて落ちてる」
 見た目、女子高生位(女子高生なのだが)にしか見えない可愛い女の子
が野外で、男たちの目の前に発情した淫液をアスファルトへ滴らせている
のだから興奮は無理もなかった。
「見ないで…見な…いで…ンッ…ンンッ!」
 更に十分後、晶は下着を付けたまま、ビチョビチョと撒き散らす惨めな
立ち小便姿を男たちに大サービスすることになってしまうのだった。

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