「ハァハァ…た、ただいま…」
少年は家の扉を開けるなり自分の部屋のある二階へと駆け上がる。
下で母親のおかえりなさいの声と塾に早く行きなさいという小言が聞こ
えてくるが、少年は月浪学園の制服をもどかしげに脱ぎながら、今日は
風邪をひいたので休むと扉越しに怒鳴った。行こうにも今月の月謝は
少年が使い込んでいる。応援団部主催の賭け麻雀につぎ込んだせいで
あった。
「ハァ…ハァ…」
鞄の中から透明のプラスチックケースに入ったDVDを取り出し、急いで
机脇にあるパソコンのスイッチを押す。そして大三元生娘、中と黒マジック
で書かれたそれをセットした。
(僕はついにやったんだ…)
心の中で呟きながら、液晶ディスプレイを凝視する。この一カ月はろくな
勉強もせず、麻雀の練習ばかりしていた。本で調べ、ネットで対戦をし、
腕を磨くと頭の良かった少年は確率論からそこそこの上り方を学んで
いた。それが今日の勝ち、偶然にも大三元のオマケまでついたのだ。
早坂晶の中のカードを想像しながら、男子トイレで自慰しか出来なかった
少年の大進歩である。
「ウッ!」
晶のあられもない姿の制止画面を見ながら精を放つ、ドクドクと流れる
欲望の液だが、俗にいう賢者モードという心境にはなれない。更に晶を
オカズにする為、再生をクリックした。
「今度はちゃんと俺の顔覚えておいてくれよ、晶」
画面の中でそう言いう男子生徒はDVDを大三元祝儀に貸し出してくれ
た団部の一人だった。二つ隣のクラスで一年の時にはカツアゲまがいの
事をされそうになったこともある。一年の時…早坂晶に体育館裏で一世
一代の告白をして振られたすぐ後に団部の男子生徒に呼び出されたの
だ。俺の女に手を出すなと…。
「こいつも僕と同じように振られたんだ…」
憧れの片思いの少女をこの男子生徒に強姦された悔しさよりも、憧れの
片思いの少女の痴態を見れた嬉しさの方が大きい。元から手の届かない
女神だったのだ。学園生活で時折、何かの拍子で片言の会話の時に向け
られる無邪気なほほ笑みしか見れなかった筈が、泣き喘ぎ、吸われる胸を
震わせ、突き上げられる度に腰をくねらせる女神の姿が大画面の中に広
がっている。
「早坂…」
本来なら好きな相手を選ぶ側の少女。相手に告白すれば大体の男は晶
に一つ返事でOKを出すだろう。
「こんな…酷い…」
泣きじゃくる声がイヤホンから響いてくる。早坂晶の初めての相手は少女
が恋い焦がれるような素敵な男ではなく、数人がかりで女を乱暴する最悪
な男だった。恋や愛で勝ち組の筈の少女が純潔を蹂躙され、子宮の中を
汚ない精液で汚される。もしかしたら最低の遺伝子の父親の赤ん坊を
妊娠する可能性もあるのだ。
「キャンドルサービス」
晶の二つの乳房を弄んでいた二人の男子生徒が黒い肉棒蝋燭から
濁ったスペルマを少女の体全体に振りかける。
特に悔しげに涙を流す顔を集中的に狙い、悲嘆に暮れる美しい晶の顔
はウェディングベールに守られることなくザーメンを塗り付けられ、惨めに
ヌルヌルと輝いた。
将来、晶が想う相手と結婚式を挙げる時、必ず思い出すであろう精液の
感触と生臭さ、白濁の精子が晶の頬を涙と共に伝い落ちる。レイプされた
ことを隠し、結ばれたとしても新婚初夜に甘く優しく抱かれながら、男たち
に押さえ付けられ、無理やり犯された記憶が少女を苦しめる。薬のせいと
はいえ、強姦されながら淫らに気持ち良く感じた事、処女を捧げる愛の
言葉、妊娠を望むおねだりのような哀願。
「ゴポッ…」
駄目押しとばかりに晶の股の間、ついさっきまでは無垢で可憐だった
花園がゲップのように泡立った精液を吐き出した。破瓜の血で僅かに
薔薇色に染まり、儚く散った少女の誇りのようであった
「スゲェ、良かったぜ〜。晶のマ○コが愛液タップリで俺のチ○ポにおしゃ
ぶりしてくるみたいでさ、先っぽもチュウチュウ一生懸命に精子吸い取って
くる感じ、一生忘れねぇよ〜」
晶の破瓜の血で汚れたペニスを誇らしげに他の二人へ見せつける男子
生徒。晶はそれを聞きながら恥辱に頬を染めるが、もはや動く気力もなく
だらし無く四肢を投げ出し、はしたなく開かれた股からは晶の体液と男子
生徒の体液がふしだらに混ざり合い、白いシーツを汚すのであった。
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