姦獄のツモ

「ほら、次はお前だよ」
 みづきの撮影が済んだ後、晶に向き直る。
「誰がアンタたちなんかに‥‥」
「いいんだぜ、その代わりロングとショート
の女の写真をお前の高校の掲示板にでも
張り出すまでだ」
「っ!‥‥分かったわよ」
 晶が観念する。
「ちょっとさ、ブルセラっぽくするか‥‥自分
でスカート捲ってよ」
「そ、そんなこと!」
「出来ないのか?」
「や、やるわよ、やればいいんでしょ」
 おずおずとスカートの端をつまみ上げると
白いシルクの下着が露になる。
 パシャッ!
「いいねぇ、月浪学園美少女エロ写真‥‥
高そうな純白パンティー丸撮り」
「変態っ!」
 男たちを睨みつける晶。
「反抗的だな、自分の立場が分かってない
んじゃないか」
「どうします?趣向変えましょうか?」
「そうだな‥‥優しく撮ってやろうと思った
が‥‥縄持ってこい」
 男たちがいやがる晶を押さえつけ、
縛りあげてゆく。
「やっ、やめてよ‥‥触らないでっ!」
 数分後、部屋のド真ん中に立ちポーズの
まま、吊るされた晶がいた。パンティーを
脱がされた上、スカートの端を捲り縛られた
姿は絶好の見世物になり、男たちは様々な
撮影媒体であるレンズで、身動きのとれない
晶の撮影会を始めていた。白く艶やかな胸
に容赦なくフラッシュが反射する。
「撮るなぁ‥‥撮っちゃ駄目ぇ!」
「もうちょっと色っぽくならねぇかな」
「乳首でも立たせますか?」
「そういう演出も必要かもな」
 節くれだったごつい指が晶の敏感な胸の
先っぽをゆっくりとねぶる。
「や、やめて‥‥ン‥‥」
 嫌悪の声の中に淡い心地良さが混ざる。
「おっ、乳首ちゃんが可愛らしく立ってきた」
 写真を見る者に過程など分かりはしない。
こんな姿で縛られているのに、こんな姿を
写真を撮られているのに、固く乳首を立た
せる晶が恥知らずな娘のように写っている
だけなのだ。
「乳首もいいけどよ、晶ちゃんのマロン色の
ヘアー、バッチリ撮っとけよ」
 剥き出しになっている下半身に悪意ある
カメラのレンズが一斉に向けられる。
「マロンの茂みで栗が見えないぜ‥‥」
 男が笑いながら、無慈悲な指でヘアーを
かき分ける。
「そ‥‥そんな‥‥」
「美味そうな甘栗を見てもらえよ」
 皮を剥き上げ、晶のピンクの生栗を丸見え
にさせる。
「いやぁぁぁっっっ!!」
「ズームアップ‥‥」
 パシャッ!
「下は‥‥下は撮らないで‥‥お願いだか
ら‥‥許してください‥‥」
 パシャッ!パシャッ!パシャッ!
「下だけじゃないよ‥‥顔も一緒に撮って
あげるからね」
 男たちは笑みを浮かべ、涙を流す晶の
恥辱写真を撮りまくるのだった。


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