寒風乾布摩擦 |
寒いなぁ、仕事とはいえこんな日に外とは‥‥。
せっかくの裸だけど乳臭いガキばっかりだし、
せめて中学生くらいならな‥‥。
おっ、六年生に結構、可愛い女の子いるなぁ、
撮っちゃおうかな‥‥。
パシャッ!!
恥ずかしがってる、恥ずかしがってる。
でもねぇ、学校に頼まれて君たちを撮ってるんだ
から恨まないでねぇ‥‥。
眼鏡の子、いいところのお嬢さんみたいだけど、
裸の写真なんて人に撮られたことなんてないん
だろうな。
ん、低学年の子が混ざってる?誰かの妹かなん
かが紛れたのかな‥‥。君の小さなオッパイも
しっかり撮ったからね。
おおっ!さすが高学年、大きな子もいるねぇ。男
の子みたいな格好で、胸は女の子のギャップが
そそるよぉ。
眼鏡っ子、ロリっ子、ボーイッシュ巨乳っ子‥‥
可愛いし、どっかの出版社に持ち込めばいける
だろうな。 |
冬晴れの中、拡声器から流れる「一、二」という号令が校庭に響き渡る。
上半身、裸になった全校生徒が白い息を吐きながら、懸命にタオルで
背中を擦る姿は健康的でなんとも微笑ましい。しかし、低学年や中学年
ぐらいまでは男女ともに笑いながら行う乾布摩擦も高学年ともなると生徒
たちの心境はおだやかではない。女子にとっては同年代の男子に胸だけ
とはいえ、裸を見られるのである。男子はその逆で、普段何気なく接して
いるクラスの女子、全員の半裸を見せつけられるのだ。
女子たちの膨らみかけた胸は仲の良い級友としてではなく、性的な女
としての身体であることを男子たちに壮観な情景として心に刻みつける。
ましてや、クラスで好きな女の子がいた場合など、そんな目で見てはいけ
ないと思いつつ、想う少女の白い乳房と薄桃の乳首を瞼に焼き付ける。
鮮烈な衝撃はその男子を夜な夜な、甘美な苦しみへと誘うであろう。
が、女子にとってはたまらない屈辱であり、心も体も大人へと変わりゆく
少女にはクラスの男子たちの興味、好奇、嘲笑の視線に耐えながら、
女へと成長する身体を晒し物にしなければならない。そして、好きでは
ない男の子に裸を見られるその姿を好きな男の子に見られるという、
惨めな辱めを受けるのである。
「コラッ、変なナレーションを入れるなっ!」
「京子ちゃんか」
「リエ子から、聞いてきたのよ。私たちの写真を使って変なコ卜してるって」
「変なコトはまだしてないよ」
「まだって‥‥ああっ!なによ、この写真!こんなのいつ撮ったのよっ!」
京子は膨よかに育ってしまった胸を隠そうと、校庭の片隅で縮こまるよう
に背中を丸め、ゆっくりとタオルで擦る。しかし、その懸命な努力をブルン
と元気に跳ねる白い双胸が台なしにしてしまう。乾布摩擦のこの時期、
京子は注目の的であった。育ってしまった胸はクラスの男子はもちろん、
女子からも羨望と嫉妬の視線に晒される。違うクラスの男子たちまでも
が、京子の胸をわざわざ見に来るくらいなのだ。ニヤニヤと笑う男子の
驚嘆と嘲笑、「ミルクタンク」などという単語までもが京子の白い乳房に
投げかけられる。京子は頬を真っ赤に染めながらも、寡黙に乾布摩擦を
続ける。
しかし、京子の苦悩はそれだけではなかった。生徒の注目を集める胸、
その中心にある乳首が勃起し始めたのだ。肌寒さから敏感になった所に
男子のネットリと絡み付く視線に愛撫されては京子もひとたまりもなく、
ピンク色の先端がプックラと固くいやらしく、しこってゆく。ピンピンに勃起
してしまった乳首は丸見えになり、男子たちがにわかに騒ぎ始める。
自分がエッチな興奮をしていることが他人に、しかも同年代の男の子
たちに知られてしまったコトを恥じながらも、京子はブルマーの下にある
下着までもジットリと濡らすのであった‥‥。
「‥‥だから‥‥人の写真を使って‥‥変なナレーションを入れるなって
‥‥言ってるでしょぉぉぉ、トールボンバーッッッ!」
「ガフッッッ!」 |
「こっち釆ないでっ、あっちへ行ってっ!」
「あれぇ、学級委員長ともあろう人が校庭の片隅でコッソリと隠れてる
なんていけないんじゃないの?」
「ちゃんとやってるでしょ。もう、こっちを見ないでっ!」
「可愛いオッパイなんだし、もっと堂々と胸を張ればいいと思うよ。乾布
摩擦なんだから」
「余計なお世話でしょ、私の胸なんか見ても面白くないんだから、あっち
へ行って!」
「淡い薄桃色で甘そうな乳首をした委員長のオッパイは最高に面白い
けどなぁ」
リエ子は幼児体型の典型ともいえるペッタンコな胸板だが、意外にその
乳首は感度がいいコトを正義は知っていた。先っぽを指や舌で弄んで
やると、小さな乳輪が僅かにプックリと膨らみ、中心がツンツンと健気に
勃起するのだ。幼い身体が、懸命に女の主張をする様は何とも可愛ら
しかった。
「そういう変なこと言わないでっ!」
「あれぇ、委員長、オッパイの先っちょが何だか尖ってきたよ。どうしの?」
「えっ!な、何でもないのっ、何でもないから、あっちへ行ってっ!」
「俺、保健委員だから、級友の大切な健康はちゃんと見ないとね」
「‥‥お願いだから‥‥見ないで‥‥」 |
少年は寝苦しい布団の中で熱く蠢いていた。今朝、学校であった乾布
摩擦。低学年の頃は寒くて痛い学校行事、友達とふざけてやりすごした
嫌な授業だったが、去年辺りから何故かドキドキする時間となっていた。
それは傍らにいたクラスにいる半分の友達、女の子の友達の身体と
態度に変化が見られるようになってからだ。それこそ互いが幼い身体
つきの時は乾いたタオルで叩き合いなどしてふざけたものだが、四年に
なった辺りで少し様子が変ってきたのだ。女子は女子のグループで輪を
囲み、男子から離れた所で乾布摩擦をするようになった。五年になると
もはや身体を隠すように丸く縮こまって男子の視線から逃れようとする
のである。無論、理由は分かっている、オッパイが膨らんできたからだ。
体育の着替えの時など、ブラジャーをする女子をチラホラと見かける
ようになったし、していない女子のTシャツが可愛らしく盛り上がっている
のにも気が付いている。女の子たちは膨らみの成長にあわせるように
男子との距離をとり始めていた。男子も本能的に見たいと思いながらも
気恥ずかしさに視線を、あちこちに散らばる女子の輪から苦労し逸らし
ながら授業の終わりを消極的に待つのである。
しかし、今年の乾布摩擦は男性教員がそれを全体の統率がとれてない
と勘違いをし、特に最高学年である六年生に模範を示すようにと厳しく
指導し始めた。女子の輪を解散させ、男女交互に並べさせる。無論、隠
すことは許されず、女子は顔を真っ赤にしながら大小の様々な可愛らしい
オッパイを男子たちに披露する羽目になった。膨らんだ胸を見られるのは
まだマシで一番の悲劇は揺れる胸を見られることである。背中をタオルで
強く擦るごとにプルプルと震える胸、よっぽど小さくない限りは少なからず
とも、はかなく揺れてしまう。
端の一列、六年一組は最高学年に相応しく豪快に揺れる女子が二人
いる。一人は芹沢笑というポッチャリとした子で育てばグラマラスになる
であろう成長過程の上半身を気恥ずかしそうに震わせる。そしてもう一人
は巻島京子という背の高い引き締まったスレンダーな身体についた女の
胸をブルンブルンと淫らに揺らす。泣き出しそうに顔を真っ赤にする本人
は、それでも最小限にと祈りながら乾布摩擦をしているのだが、重力と
振り子の運動は京子をあざ笑い辱める。悪ガキな男子たちや数人の男性
教諭すらそれを見てニヤニヤと笑う。京子は俯き、唇を噛みしめなが
ら、ただ時間が過ぎ去るのを願った‥‥。
少年は厚手の布団を蹴飛ばした。パジャマの股間に手が伸びている。
まだ何をすればいいのかは分からないが、触っているだけで気持ちが高
ぶってくるのが分かる。冬だというのに心は暑いと感じ、体は熱く感じて
いた。今朝見た少女の痴態、巻島京子という少女は今年の半ばまで話し
もほとんどしたことのない女の子だった。しかし、新学期に席が隣になり、
少女は見た目よりも実は女らしく優しい子だということを知った。それから
少年にとって京子は憧れの女子になった。ここ最近は夢に見ることが
ある。二回とも少女は体操着とブルマーの姿で少年の目の前で柔軟体操
を何故かする夢だった。
そして今、虚ろな意識の中で三回目の夢が始まった。今度は柔軟体操
ではない、今朝の乾布摩擦の続きだった。
京子は俯きながら自らを笑い者にする為に、背中をタオルで擦る。肩を
震わせながら、早熟した身体を意識して折角、肩どころか首まで髪を短く
刈り上げて男の子のようにしているのが無駄になる。むしろボーイッシュ
に振る舞おうとする京子の仕草が女である身体を滑稽に演出してしまって
いた。いつの間にかクラスの男子どころか他のクラス、学年の男子や男性
教諭の粘ついた視線に晒される京子の胸。少年は腹立たしく覚えながら
も、少女を庇う為には動かず、むしろオッパイを隠したくても隠せず、泣き
そうになりながら俯く、かよわい女の子のような京子の姿に興奮した。
「股間布摩擦!」
男性教諭が叫ぶ。その馬鹿馬鹿しい号令に、興奮する回りの男子たち
が戸惑う京子の腕を押さえ、ブルマーに手をかける。気が付けばそれが自分だったことに気が付くが、イヤイヤをする憧れの少女を助けようとは思わ
ない。普段触れるコトのない紺色の合成繊維の生地の肌触りを楽しみな
がら、情緒もなく下着とともにずり下げる。ヒュ〜といやらしく口笛を吹いた
のは男性教諭だったか、とにかく一同が京子の秘部を見つめ各々の感想
をもたらした。
「巻島、生えてるんだ‥‥」
「可愛いマン毛じゃん」
「ジャングルじゃないんだ」
「ば、馬鹿っ、見るなぁ!」
生えかけの恥毛を残酷に批評される京子。
少年は京子からブルマーとパンツを足首から引き抜くと、体育ズボンの
後ろポケットに素早くねじ込んだ。一人になった時、ゆっくりと鑑賞するのが今から楽しみだった。
「早く股間布摩擦を始めなさい」
男性教諭は何故か女子である京子にだけ指示を出す。
「で、出来る訳ないだ‥‥です」
気弱になった京子の口調が懇願するかのように変っていく。
「男子、手伝ってやれ」
飢えた野良犬たちに御馳走を与える男性教諭。チャンスとばかりに少女
に群がる男子たちが手伝いを始める。
「修二‥‥か、加藤君やめて‥‥」
少年は京子の自分に助けを乞う声に興奮を覚えてしまう。あの気の強い
少女がなんて弱々しく可愛らしいのだろう。
「‥‥股間布摩擦始めっ!」
男性教諭号令の下、少女ただ一人の乾布摩擦が開始された。
「あっ!や‥‥ヤメロ‥‥」
京子の股を前後に往復する白いタオル、贈答用なのか桧垣牛乳店と
印字がされている。そのタオルが正義の腕のごとくグリグリと少女の大切
な所をスケベにイジメる。京子にとって不幸にも、気の利かせた男子の
タオルを一結びしたコブが、股間を擦り抜ける度に少女の敏感な突起や
穴を刺激するのだ。
「ハイ、1、2。1、2」
「んっ‥‥あっ‥‥あんっ‥‥」
少しでも刺激から逃れようと、男子たちのふざけた掛け声に合せて京子
の腰が前後に振られる。両手で京子の頭と肩を押さえる男子二人。その
タオルは京子の手首、そして足首までも巻かれ、きつく縛られていた。
そして前から肩を押さえる手が修二、自分自身だとやはり気が付く。
「‥‥ヤメ‥‥ロ‥‥アンッ‥‥や、やめて‥‥ヤンッ!」
凛々しく格好いいとさえ思えた京子の顔が甘く切なく溶ろけてゆく。ボー
イッシュな少女の可愛らしい女としての反応に、修二の股間はパンパンに
膨れ上がった。
五分も続いただろうか、男子たちの掛け声に合せてグチュグチュ湿った
音が少女の股間から漏れる。もはや乾布ではなく湿布摩擦となったそれ
は股下のタオル一点に体重がかかる為、倒れることも許されぬ京子が
嬌声を上げさせられるバイオリンとなりはてていた。
「ぁ‥‥あっ‥‥は‥‥アアッ!‥‥ンンッ!!」
太ももに汗ではない粘ついた液体が伝い落ち、腰の動きに合せて校庭
へ淫靡な女の匂いを振り撒いていく。
「巻島‥‥」
修二にとってたまらない光景であった。あの一匹狼の突っ張った京子が
タオル一本の動きで発情した雌犬のように喘ぎ、丸みを帯びた尻を男子
たちの目の前に突き出す。
「だ、駄目‥‥これ以上はダ‥‥ダメェ!」
京子の身体がガクガクと震え出す。もはや少女ではなく女の顔になった
のを隠そうともせず、修二の胸にすがるように哀願する。京子のショート
カットの髪の香りが鼻孔をくすぐり、姉と似たリンスを使っていると意外な
女らしさに場違いにも気が付いた。
京子の身体が大きく跳ねると同時であった。修二のパンツの中で熱い
爆発のような何かが弾け、数秒の跡にネットリとしたそれはゆっくりと冷え
ていく‥‥オネショをした時との違いは甘い達成感が脳を痺れさせている
ことであった。
修二はゆっくりと起き上がると期待を込めてパジャマの後ろポケットに
手を突っ込み、あるわけのない京子のブルマーと下着を探した‥‥。 |
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